2009年07月19日 配信
公明新聞:2009年7月18日
政党初の「学生政策集」発表 党学生局
「給付型奨学金制度」の創設
うつ病など心の相談体制整備
学生政策「スチューデント・ポリシー2009」を発表する谷合局長=17日 国会内
公明党の谷合正明学生局長(参院議員)は17日、国会内で記者会見し、学生局がまとめた学生向け政策集「スチューデント・ポリシー2009」を発表した。
この中で谷合局長は、学生局が行った学生との懇談会などを通して、「学生の目線に立った政策を望む声が大きかった」と指摘。「政党として初めて学生政策集を策定した。学生の声を政治に反映させるため、全力で取り組む」と強調した。
学生政策は、(1)学ぶチャンス(2)キャンパスライフ(学生生活)(3)就職活動(4)学生のための未来――という4本柱の支援策で構成されている。
「学ぶチャンス」の支援策では、経済的理由で教育を受ける機会を奪われないようにするため、返済不要な「給付型奨学金」の創設を提唱。また、入学時奨学金の貸与時期を入学手続きに間に合わせる対策や、生涯教育の推進などを盛り込んだ。
一方、「キャンパスライフ」支援では、心の病などのメンタルヘルス(心の健康)に関する講習会開催などを推進。さらに、健康診断時のカウンセリング(相談・助言)を推奨したほか、学生のストーカー対策の強化も盛り込んだ。
「就職活動」支援では、大学内の相談体制の充実を提案。ジョブカフェなどの公的就労機関との連携を強化するほか、相談窓口の開設時間を柔軟化させ、夜間に通う二部学生が利用しやすくする。
さらに、インターンシップ(企業での就業体験)の利用拡大や就職活動の費用負担軽減策、大学院生の就職問題対策も盛り込んだ。
また、「学生のための未来」の支援策では、18歳選挙権の実現を要請。企業と行政、大学・研究機関が連携した製品開発などを総合的に支援する「産官学連携推進基本法」(仮称)の制定も求めた。